モーニング娘。 SINGLE COLLECTION

今回は98年結成から多数のメンバーチェンジを経て遂に10周年となるモーニング娘。。シングル全曲と+数曲を振り返る。08年2月加筆修正。

このレビュー方式見ればわかる人はわかると思うのだが「Beautiful Dreamer」の引用(本家公認)である。前回のGLAYが個人的にかなり見難い&広告テキストが横に隠れるのでより見やすいページを目指してみた。ちなみに、この方式はPCでは見やすいのだが携帯で見ると非常に見難いという欠点もある。

インディーズシングル 愛の種
97年11月3日発売
「シャ乱Qロックボーカリストオーディション」で落選した福田明日香・安倍なつみ・石黒彩・中澤裕子・飯田圭織の初期メン5人で発売された手売り5万枚限定盤。そう、落選である。グランプリは平家みちよだった。彼女を覚えているか?実はこの時点ではつんく♂は一切関わっておらず、かなりスタンダードな作りになっている。「明日へと出かけよう!」的な応援歌で歌詞は良いものの、なんかアレンジが単調で盛り上がりがない。でもやっぱり今聴いてみると全然声が違うね。シングル自体はチャート集計されなかったが後の1stシングルC/W、1stアルバム、1stベストで収録されていたので一般的にも知名度は高い。10周年ベストでは無視されたけど。10周年においてかなり重要な曲だと思うんだが…。

★★☆☆☆


メジャー1stシングル モーニングコーヒー
98年1月28日発売
前作に続き5人で発売されたメジャーデビュー曲。デビューからいきなりトップ10入り。ここからつんく♂は関与。前作よりアレンジとかはかなり上達したしかなりハモれるようになっている。曲といい衣装といい80年代のアイドル像(あくまでイメージ)を意識したようなアイドルポップで今聴いても新鮮な気はする。「あなたについてゆくと決めた〜」のところが特にハマった。こういう路線も見られなくなるのでけっこう貴重。
★★★☆☆



2ndシングル サマーナイトタウン
98年5月27日発売
矢口真里・市井沙耶香・保田圭加入。最高4位41.7万枚で当時の最高売上を倍近く更新。初めて借りたシングルでもある。当時はまだ「モーニング娘。とかアイドル聴いてるの恥ずかしい」という風潮はあったが当時小2であった俺にそんな事はあまり関係なく、普通に流行ってたので聴いていた。
「大キライ、大キライ、大キライ、大スキ」のフレーズは有名。サビは耳に残って好きだったが、セクシー路線っぽいダラダラしたラップは全く好きになれなかった。とりあえず15か17歳ぐらいかでセクシー路線に行こうというのが失敗だったかと…。思い返すと今と当時ではかなりコンセプト違ってたな。メインボーカルは初期の5人で追加3人はコーラス担当。やはり手売り5万枚を成し遂げた5人とオーディションとはいえいきなり加入させられた3人とは壁があったのだろうか。今では全員オーディション上がりだからなのか仲がいい印象が強いけど。
★★☆☆☆


3rdシングル 抱いて HOLD ON ME!
98年9月9日発売
初のオリコン1位獲得。「も一度好きって聞かせて欲しい」のサビと当初最初にキャラが目立ち始めた飯田の「ねぇ笑って」はまた有名かと。前作より歌唱はかなりハッキリするようになったがサビの後のラップが下手すぎる…。何かSPEEDっぽかった。
★★★★☆


4thシングル Memory 青春の光
99年2月10日発売
このシングルを最後に福田が「学業に専念する」とかで卒業。これまでとは比べようにならないほど歌唱がアップしている。ハモりもよかったしアイドルグループというよりは「コーラスグループ」といったほうが適切か。声に個性とパンチが出まくった今、もうこれぐらい歌唱力が生かされている作品は出ないのだろうか。
★★★★☆

C/W Never Forget
福田ソロで卒業ソング。保田圭卒業の時もカバーされたりしてMステでも披露されていた。とりあえず、全曲中一番好きなのはこの曲
★★★★★


5thシングル 真夏の光線
99年5月12日発売
爽やかサマーポップ。前作に続き歌唱力を生かしたハモり中心。この時期の曲では一番印象に残ってないかな…。でも確かに夏らしさではNo.1だしまぁ夏のドライブ中に聴きたいよね。
★★★☆☆


6thシングル ふるさと
99年7月14日発売
初登場5位17.0万枚。実質なっちソロで他メンはコーラス。当時大人気だった鈴木あみとのASAYAN同時発売が話題となったが結局鈴木に軍配が上がり一気に売上を落とした。この当時のモー娘。は福田脱退で人気に大きく陰りが見えていたようで。曲は田舎っぽい自然的なアレンジがかなり好き。里帰りのときに聴きたい一曲?
★★★★★


7thシングル LOVEマシーン
99年9月9日発売
後藤真希加入&石黒ラスト。ダンス☆マンに編曲を委託、これまでの歌唱中心路線からアイドルっぽい明るくコミカルな曲調になった。もはや売上も下降気味でもう無理かと思われていたが、初のミリオン達成で一気に大ブレイク。99年当時の不況景気を吹き飛ばし一気に国民的存在へとのし上がった。確かにあの時の勢いは壮絶だった。今聴いてもかなり好きな一曲。ただこの曲の凄さは当時を生きていないとわからないのかもしれない。
★★★★☆


8thシングル 恋のダンスサイト
00年1月26日発売
更に曲調が明るくなる。歌詞は完全に崩壊しているが(しかし矢口の名ギャグ「セクシービーム!」はここで誕生、間奏の掛け声「アイヤイヤー」から後の"あやや"誕生)、そんな事は関係なく曲の勢いのまま2作連続のミリオン達成。初動ではラブマより実はこっちの方が圧倒的に高かったのだがこの発売週はサザン「TSUNAMI」、椎名林檎の2作同時発売、鈴木あみと1位クラスが激突したチャート史上最強週。惜しくもサザンに破れ2位だった。ひとまず一時の低迷期で敗れていた鈴木には圧勝だった(そんな鈴木も27万で5位)。なんだか当時は物凄く聴いてた記憶はあるのだが今では点で聴かないなぁ。全盛期のお祭りノリでも一際バカ騒ぎしすぎて、今聴くと若干引いた。
★★★☆☆


DANCEするのだ!
3rdアルバム「3rdステーション」収録。2作連続シングルミリオンの勢いでアルバムも80万枚まで伸ばした。シングル以下というのがいかにアイドル的人気だったが、オリジナルアルバムでは最高売上となった。とりあえず初期よりの爽やかなアイドルポップに10代向けな歌詞の応援歌。とにかくこのメロディーと歌声を堪能すべし、と言ったところか。メンバー各々で個性が強くパンチが効いている現在に対し、この頃はとにかく声は爽やか。1stベストにも収録。
★★★★☆


9thシングル ハッピーサマーウエディング
00年5月17日発売
吉澤ひとみ・石川梨華・加護亜依・辻希美加入&「シンガーソングライターになる」宣言市井ラスト
。この2年後ぐらいに彼女はシャ乱Qのたいせーと共に「市井紗耶香 in CUBIC-CROSS」として再デビューするが、シンガーソングライターどころか作詞を数曲手掛けたところでギタリストと結婚、引退してしまった。曲もここからメッセージ性のある歌詞に。結婚式ソングの定番(たぶん)。曲のほうはあまり好きじゃないのだが中澤の長ゼリフは好きだった。この人は未だ結婚せんのか…。
★★★☆☆


10thシングル I WISH
00年9月6日発売
1位65.4万枚。「シドニーオリンピック」テーマソングで、ベスト収録曲中全然覚えていなかった曲。この「人生って素晴らしい」という人生賛歌は好きにはなれないのだが壮大な曲調とアレンジは好き。
★★★★☆


11thシングル 恋愛レボリューション21
00年12月13日発売
2000年12月、20世紀世紀末のラストを飾ったナンバー。久々にダンス☆マンに編曲を委託したラブマ路線で一気にミリオン直前まで回復した。確かにこの頃は人生に一度の世紀末ということで特別な雰囲気に包まれていた。そんな中でゴールドジャケット、とにかくはちゃめちゃな勢いを持ったこの曲は世紀末のラストを盛り上げた。
初頭から入ってくるラップが何か安っぽい感じがして嫌いだったが、「超超超いい感じ!」と連呼するところとかを聴いてるとじわじわと評価が上がり、全盛期の中では一番好きな曲に。そしてここでリーダー中澤が卒業。
★★★★★


12thシングル ザ☆ピ〜ス!
01年7月25日発売
1位68.2万枚。前作より7ヶ月ぶりという歴代最長のインターバル。「おーほら行こうぜ!」(通称ピースラップ)のフレーズもキャッチーだし石川のセリフもかなり好き。てかこの頃の石川は普通に可愛かったな。全体的になっちが目立っている感じがする。HEY!HEY!HEY!とかMステとかで最後の部分が何回も繰り返されるところで一回去っては戻ってくる振り付けは今でも印象に残っている。
★★★★★

C/W でっかい宇宙に愛がある
この年と翌年でメインパーソナリティーを担当した「24時間テレビ」のテーマソング。以降も毎年必ず夕方頃出演してこの曲を歌っているので割かしシングル並に知名度はあるはず。ソロパートとかはないのだが、「誰かを責めるより涙を流すより自分のことを愛してあげようよ」とか歌詞がいい。でも最後のサビが長く続き過ぎかな…。2ndベストにも収録。
★★★☆☆


13thシングル Mr.Moonlight 〜愛のビッグバンド〜
01年10月31日発売
1位51.3万枚。5期、高橋愛・新垣里紗・紺野あさ美・小川真琴が加入。年末でも前作と共に大活躍した。曲は吉澤メイン。てか完全に吉澤 with 後藤安倍状態。男装とか歌い方とか完全に宝塚を意識…と思っていたら「エンタの神様」放送初回で本当に宝塚とコラボしたのが凄い。「愛を下さい〜♪」の新垣の歌いだしは好きだが全体的に吉澤の歌い方が宝塚を意識しすぎてあまり好きになれなかった。
★★☆☆☆


14thシングル そうだ!We're Alive
02年2月20日発売
1位44.4万枚。最後のダンス☆マン編曲委託。全体的にジャズっぽい曲調で聴いた当初はあまり好きになれなかったのだが「ハロモニ。」の紺野ラストSPでメッセージ後に流れていたのが印象に残ってそれ以降好きになった。ジャジーな曲調の応援歌だと思えばいきなりラブソングみたいなアイドルポップになり、更に間奏でコサックダンスというわけのわからない展開だが、とにかくはちゃめちゃで盛り上がる。「努力未来〜」のところはハマった。

★★★★☆


15thシングル Do it!Now
02年7月24日発売
後藤ラスト、後藤の卒業発表に加えて半年以上先の保田のクビ宣告卒業決定、プッチモニやタンポポの事実上解体といったハロプロ大改革「ハローマゲドン」が行われたのもこの頃。今までになかった感じのダンスロック路線でSPEEDか初期のhiroっぽい。もうこの時期になるとモー娘。というよりJ-POP自体あまり聴いてなかったがこの曲はおぼろげに覚えていた。久々にメンバーによるラップもある。メンバー変わってるので当然かといえば当然だがまあ前より上手くなったということで。
★★★★☆


16thシングル ここにいるぜぇ!
02年10月30日発売
1位22.9万枚。バンド感溢れる応援歌。かなり元気が出る曲調が凄く気に入ったが意外と飽きは早かったでも5期の中では最高傑作。元気が出るいい曲。
★★★★☆


17thシングル モーニング娘。のひょっこりひょうたん島
03年2月19日発売
4位15.1万枚。往年の名曲「ひょっこりひょうたん島」のカヴァー。かなりモーニング娘。調なアレンジになっているのだがやっぱり子供向けって感じが漂いまくっている。わざわざこんなのを本家でやらんでミニモニ。でやればいいものを…と思った(この時はお子様路線脱却中だったか)。これはもう聴く気にはなれんが、イントロが何気に耳から離れなくて怖い。
★★☆☆☆


18thシングル AS FOR ONE DAY
03年4月23日発売
1位12.5万枚。保田ラストで「うたばん」では神社に伝説の"保田大明神"なるものが作られ大行列が中継されたりアルバムでは保田抜きのメンバーで卒業ソングを贈ったりとかなり大々的な企画が行われたが…その割に曲のほうは凄く微妙歌いだしの加護の長ゼリフはまぁ良かったけど。もうこれも聴く気にはなれない。
★★☆☆☆


19thシングル シャボン玉
03年7月30日発売
2位15.1万枚。電撃加入の藤本美貴と6期、田中れいな・道重さゆみ・亀井絵里が加入後初シングル。メンバーは史上最大の16名となり、一般的にもそろそろ「メンバー誰かわかんねーよ」的空気が出始めたのもこの頃か。ゴマキ級に活躍が期待されていた田中がそのままいきなりメインに。「愛するぅ人はあなただけぇ〜♪」と巻き舌全開。この後もやや喉に悪い歌い方連発。道重の「シャボン玉ぁ〜!」の叫ぶところは可愛くて萌えいが、
石川の長ゼリフは冴えなくなってきた。長すぎる上に「抱きしめてよぉーー!!」のところが何かと後輩にポジションを奪われまいと必死な感じがして…。藤本はソロは好調だった実績と実力の割に埋もれている様な気がする。
★★☆☆☆


20thシングル Go Girl 〜恋のヴィクトリー〜
03年11月6日発売
4位14.5万枚。可愛い一曲。っていうか可愛すぎる。この年の紅白には珍しくこれ1曲のみで出場した。まぁこういうのがアイドルっぽいのだがちょっとやり過ぎじゃない?でもPVは好き。各メンバーがカメラに向かって「好き」って言う(唇だけだが…)ところがね…
★★★★☆

C/W 恋ING
ファンの間では絶大な人気を誇っているらしき曲。しかしこの頃前述通りモーニング娘。を聴いているはずがなく、聴いていたとしてもC/Wはスルーしていたはずなので未だ未聴。C/Wベストなんかも作ってほしいところだ。


21stシングル 愛あらばIt's All Right
04年1月21日発売
安倍ラスト。何となくクリスマスっぽい感じもする好きな部類。やっぱりこういう前向きな曲がいい。6期中では最高傑作。
★★★★★


22ndシングル 浪漫〜My Dear Boy〜
04年5月12日発売
バンド調の疾走感溢れる応援歌。「ここにいるぜぇ!」より勢いはないのだがこの爽快さが気持ちいい。こう振り返るとこの年が一番曲に恵まれていたかなぁ。
★★★★★


23rdシングル 女子かしまし物語
04年7月22日発売
辻&加護ちゃんラスト。第二者目線によるメンバー紹介ソングっていう感じで後のアルバムで数回リテイクされている。キャッチーだし場合次第で応用が利きそうな曲だしネタにも使えそうである。一番面白かったのは…藤本と矢口かなぁ。選ぶのなら。
★★☆☆☆


24thシングル 涙が止まらない放課後
04年11月3日発売
4位6.5万枚。全楽曲中唯一の紺野メイン作品。学校が違う二人を描いたミディアムバラード。紺野の可愛さを存分に生かした曲調。ラブソングでこういう歌詞ってのがあまり無かったので新鮮だった。
★★★☆☆


25thシングル THE マンパワー!!!
05年1月19日発売
飯田ラストにして最怪作。一度聴くと耳から離れなること恐らく間違いなしのインパクトを放った。東北楽天ゴールデンイーグルスの公式応援歌として作られ、ここから3年間楽天の応援歌はハロプロが担当するようになる(06年はDEF.DIVA、07年はGAM)。確かに応援歌っぽいのだが「マンパワーがみなぎるぅ♪」のサビがキャッチーすぎ、そもそもメロディーが不気味すぎてあまり応援歌という気はしない。
★★★★☆


26thシングル 大阪 恋の歌
05年4月27日発売
2位5.9万枚。元々石川ラストだったのだがこの後に矢口が小栗旬との交際がバレて"引責脱退"したために事実上矢口のラストにもなった。何故か大阪弁失恋ソング。「ザ☆ピ〜ス!」以来久しぶりにまともに聴いた曲だったのでかなり印象深いのだがやっぱりこういうモー娘。での失恋系苦手…。
★★★☆☆


27thシングル 色っぽい じれったい
05年7月27日発売
7期メンバーの久住小春加入後初シングル。6期まではゴールデンで放送されていた結果発表もここまで来ると日曜お昼(俺の地域は火曜朝だった)の冠番組「ハロモニ。」でひっそりと行われていたが、後日のテレビでは「ゴマキに続くミラクル級」としてけっこう話題になっていた。実際彼女は、翌年にアニメ「きらりん☆レボリューション」の主役キャラ月島きらりの声優として大ブレイク、ソロデビューして単体でもヒットを飛ばすまでに活躍の場を広げた。
ラテンっぽい曲調で歌いだしのセリフは久住が担当。前作が当時それなりにはまってたのであまり印象残ってないかな…。
★★★☆☆


28thシングル 直感2 〜逃した魚は大きいぞ!〜
05年11月9日発売
アルバム『愛の第6感』収録の「直感〜時として恋は〜」のリアレンジカット。最初サビのキーが下がっているし歌詞一部変更。久々のお祭り騒ぎソングだがやはり全盛期とは比べちゃいけないか。てかいつしかモー娘。はオーディションを繰り返したゆえか小学生中心の女子の憧れと化してしまい、この曲もなんだか子供向けな雰囲気が漂う。とにかくお祭ソングなのでこのノリに乗って盛り上がるか、若干引いてしまうかのどちらかになるのだろうか。
★★★★☆

C/W 恋は直感 Do The Hastle!
発表直前まではA面になる予定だったらしき曲。ゆえにPVもちゃんと作られていた(07年のPV集で解禁)。確かに勢いはあるが…正味A面になるほどではなかったかと思う。
★★☆☆☆


青空がいつまでも続くような未来であれ!
アルバム「レインボー7」収録。とにかくアップテンポな平和ソング。ライブではこの曲になると隣どおしで肩を組んで飛び跳ねる「ヲタトレイン」はファンの間ではあまりにも有名。アレンジが軽くてインパクトに欠けるが、とにかく爽やかで名曲。05年〜06年シングルを越えている勢いはある。
★★★★☆


29thシングル SEXY BOY 〜そよ風に寄り添って〜
06年3月15日発売
個人的には最も地味なポジションな曲。「ちまたで噂のセクシー↑↑♪」はかなり耳に残ったものの、後は振り付け重視で音源で聞くほどでもないかな。
★★☆☆☆

C/W チャンス チャンス ブギ
明るい曲。サビの「未来はきっとうっきうき〜♪」は耳に残った。アップテンポだがそれ以外はあまり印象に残らず…。
★★★☆☆


30thシングル Ambitious!野心的でいいじゃん
06年6月21日発売
紺野&小川ラスト、俺が本格的にハロプロに染色され始めたキッカケとなったある種重要な曲となった。あのときの勢いはすさまじく、当サイトに当時一番好きだった田中れいな応援コーナー設立、後に独立サイトとして運営という一時当サイトを超えた活動を行っていた。勢いがある打ち込み系ということでかなり印象に残るしセンター獲得の田中がかなり目立っていたし7期中では最高かと思っていたが今聴くと別に…。それでも当時は凄い勢いではまっていたので08年2月現在でもiPod再生回数ランキング第8位に位置している。この曲で出演したMステでは紺野小川と久々に出演した後藤真希でトークがあったものの、曲披露は2組合わせて2分足らずという酷い扱いだった。半年後には出してもらえない状況になったとはいえさすがにこれは酷い。
★★☆☆☆

C/W わたしがついてる。
この年の夏にモーニング娘。、美勇伝、安倍なつみ主演で行われたミュージカル「リボンの騎士」の演出家、木村信司が作詞。何気にモーニング娘。のオリジナル曲(「愛の種」除く)でつんく以外が楽曲に関わったのは初ではないか?当時は紺野卒業とあって感動的な空気があったが、とにかくあの時の俺のテンションは異常でありあまり思い出したくはない時期であるのでA面共々聴かない一曲に…。
★★★☆☆


31stシングル 歩いてる
06年11月9日発売
久々のオリコン1位獲得。ミディアムバラードの応援歌。近年の勢い系も良いがこういうしっとりとした曲も中々悪くはない。PVのメンバー全員で歩いてるところとか焚き火をしているところとかはメンバーの仲良さをかなり感じた。ここからシングルは購入へ。

★★★★☆

C/W 踊れ!モーニングカレー
恐ろしく飛び道具な曲。なんか最後まで勢い重視で進み最初は完全スルーだったがライブで聴くと結構盛り上がった。あくまでライブ向け楽曲だと感じた。
★★☆☆☆(ライブだと赤☆3)


32ndシングル 笑顔YESヌード
07年2月14日発売
光井愛佳初参加。ここまで来ると新メンバーオーディションも全く話題にならない。初めて見たオーディションであったが最後残った6人の内最終選考前に1名が緊急辞退、更にネットでは1人喫煙飲酒疑惑が騒がれるという影の多いオーディションであった。曲はタイトル通りセクシー路線に向かったがクールでかっこいい。始めはそこまで好きではなかったがじわじわと評価が上がってきた。この頃俺のモーニング娘。ファン熱は最高潮を迎え、これだけは唯一初回A,Bの両方を所持している。しかしそんな中、兼ねて不仲説が浮上していたミュージックステーションにはばっさり出演を切られてしまった…。その代わりに1月の10年記念隊はこれまでの出演映像をバックで振り返るという比較的かなりいい演出で出演していた。
★★★★☆

C/W サヨナラのかわりに
昔「おはスタ」で使用されていた楽曲のカバー。その「おはスタ」では当時光井加入特別ドラマなるものが作られていたが、番組の特性上展開が寒いこと極まりなかった…。普通にいい曲。
★★★☆☆


33rdシングル 悲しみトワイライト
07年4月25日発売
吉澤ラスト。及び、その後リーダーに就任した藤本も熱愛報道で早1ヶ月(リーダーとして舞台に立つことはなかった)で脱退してしまったため藤本もラストとなってしまった。この頃の俺は更に飛躍しライブを実際に見に行くまで加熱。ネットで知り合った人と会うなど新しい経験もあった。歌詞は苦手失恋系だったがサウンドがとにかくかっこよくてめちゃくちゃハマった。ラストという事でフィーチャーされた吉澤のラストサビの歌い出しの貫禄には圧巻。いままでの統一されたアイドル的衣装ではなく、私服っぽいクールで挑発的な衣装も印象に残った。iPod再生ランキング第6位。ハロプロでは最高位に位置している。また、前回出演できなかったMステにはこの曲で3時間SPに出演。吉澤とのトークもあったが、この時幾分出演者が多くなりすぎたために出番終了以降は関ジャニ∞と共に通常は客席である端の席に追いやられていた。それでも扱いはかなりよかった。07年、唯一の出演
★★★★★

C/W Hand Made CITY
テクノ調の曲。ここ最近のC/Wにしてはやけに凝った曲になってあまり好きじゃなかったが、ライブに行った周りの知り合いからは評判がよかった。この曲もまたライブでは盛り上がる系統か。
★★★☆☆


34thシングル 女に 幸あれ
07年7月25日発売
3月、初の留学生として迎え入れられた中国人のジュンジュン、リンリンが初参加。本当に突如発表されたが、発表当初はいつものアンチ新メンバーどころではなく凄いことになっていた。俺はその中でも数少ない肯定派だった。そんな彼女らも今では受け入れられて新規ファンを獲得しているようである。シンセが鳴り響くロック調な曲。前作のかっこよさを更に広げようとしている感じがしていたがここまで来るとただ二番煎じ的空気が否めない。耳には残るし歌詞は失恋ながらも前向きになっているのだが何分曲調がダークでこれがインタビューでメンバーの口から「モーニング娘。王道のアップテンポ」と紹介されるのもなぁ…。前回ライブに行った以降はなんか応援メンバーが曖昧になってしまい、その他云々もあり一番サイト運営に悩んでいた時期でもあり、その中であまりに微妙なこの曲の登場、そして次回作までの4ヶ月という期間で早くもファン辞めようかなぁムードは最高潮に達していた。最近聴くとけっこうよく聴こえてきた。PVでは新リーダーとなった高橋が目立っている。「Go Girl」以来にメンバーが口パクでささやくという演出がされているが、その言葉が「バカ」となんだか不健全な方向へ成長している。
★★★☆☆

C/W Please!自由の扉
バンド感溢れるアップテンポな応援歌。あくまでC/Wレベルであるがここまで勢いのある曲は久々。当時はこの王道アップテンポの復活に喜びA面よりこっちの方を聴いていた。
★★★★☆


35thシングル みかん
07年11月21日発売
とにかくアップテンポな元気ナンバー。前作C/Wでそれなりに期待していた王道アップテンポの復活は実現。あまりの名曲ぶりに発売直前まで決めていたファン辞めよう宣言なんてものはすぐに捨てて買いに走った。物凄い勢いでファン復帰。サイトは現在も数度の移転の後に「ハロプロ全体応援」というカテゴリで続いている。07年前3作のダークさを吹き飛ばす勢いのあるアイドルポップ。これこそ求めていた曲だ!とばりにリピートしまくった。年末番組にはこの年多く出演したがほとんど(というより全部)ハロプロ10周年を掲げて全在籍OBと共に出演、全盛期メドレーでやはり新曲歌えない状態に(Mステに至っては出してもらえないで話にならない)。紅白に至っては1コーラスのみながら後輩群のBerryz工房と℃-uteが新曲を歌う中でモーニング娘。のみが現役メンバーで「LOVEマシーン」というなんだかすっかり過去回顧モードで後輩に抜かれた感も…。今年こそは。
★★★★★

C/W ボンキュッ!ボンキュッ!BOMB GIRL
ブギ調のアップテンポ曲。フルバンド構成でかなり豪華サウンド。とにかくここ数作の暗さを吹き飛ばすかの如くノリノリな空気。06年以降のC/Wの中でも一番好きな一曲。07年ライブツアーのサブタイトルにもなっているあたりこれもライブで盛り上がる系統か。
★★★★☆

36thシングル リゾナントブルー(未発売)

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